EC計またはPPM計を使い、水質をチェックし肥料濃度を調整してください。
培養液は1週間ごとに交換してください。
培養液のpHは5.5〜6.5に調整してください。
季節や地域によって水質・pHの調節を加減してください。
<使用方法>
種まきや挿し木での使用
使 用 量:培養液1リットルに対して1〜2mlのダイアモンドネクター
水耕での使用
使 用 量:培養液1リットルに対して1〜2mlのダイアモンドネクター
頻度目安:培養液交換時
土耕
使 用 量:水1リットルに対して3mlのダイアモンドネクター
頻度目安:施肥時
葉面散布(葉の両面にスプレーする場合)
使 用 量:水1リットルに対して50mlのダイアモンドネクター
頻度目安:1〜2週間に1回
Mineral chelation ミネラルキレート化
吸収されにくい養分を吸収しやすくする仕組みの説明によく使われる。キレートとは、ギリシャ語で「カニのハサミ」という意味で、吸収されにくい養分をアミノ酸や有機酸によってカニバサミのようにはさみ込んで、吸収されやすい形に変えたり、反対に有害物質を無害化したりする。作物が根酸を分泌して周囲にあるミネラルをキレート化して利用しやすくするのはその典型である。
錯体とは、金属を有機物が包み込んだ状態で、吸収されやすい一つの物質のように振る舞う化合物をさす。光合成を司る葉緑素(クロロフィル)は苦土を包み込んだ錯体だし、血液中のヘモグロビンは鉄を包み込んだ錯体である。
土ごと発酵は、土中の有機酸やアミノ酸を豊富にし、キレート錯体化によって、ミネラルを作物が吸収しやすい形に変えていると考えられる。